5番は文字通り、それらすべてが複雑に絡み合ったり、他の原因がまた複合して出ている状態です。
これははっきり言って対処が難しいです。
正直に言えば、難儀するケースです。
さらに言えば、すべての原因が古く、深く内攻している場合も多いですので、症状としては激しいものはあまりなく、例えば肩こりのようなものだったりすることもあります。
また1~5番までですが、これもはっきりと区別できるものではなく、だいたいの目安というようなものです。
最後に、1~5番以外のものというのもあると思います。
決めつけで操法を行わず、常に謙虚に生命に向かい合うことが重要です。
整体プロ向け講座Ⅴ 腰痛について 一
いわゆる腰痛で、どこへ行ってもよくならない、何回通ってもよくならないということで来院する方が結構あります。
その場合、大概の方は、難治性のものだと思い込んでいます。
ところがほとんどのものは施術が間違いで、施術の方法がそのからだに適っていないというものが大半なのです。
ときには毀されたという場合もあります。
では、なにが違っていたというのでしょうか。
まず、痛いのは腰なのですが、腰なら腰だけどうにかしようとしていることが多いのです。
腰というのは肉月(にくづき)に要(かなめ)と書きますが、体の中心と考えてもよいでしょう。
しかし、そうはいっても、腰が腰単体で歪むとは限りません。
それを無理やり変えようとするものですから当然、毀すことだってあるわけです。
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